配当金から想定生活費25万円達成見込み
先日、トルコリラMMFとCEPI、AIPIの配当金生活三軸の構成に関して話しました。
分配金25万円の直近実績からの構成比率を計算すると下記になります。
一番大きく占めるのはトルコリラMMFで52%、次がCEPIで22%、AIPIが18%、残りが8%になります。トルコリラMMFはご存じのMMFですが、CEPIとAIPIはREX Shares社から発売されるカバードコール方式のETFです。
カバードコール方式のETFで有名なものはJP.MorganからのJEPIとJEPQ、GlobalX社のQYLD、RYLDなどが有名ですが、REX Shares社のETFはJP.MorganやGlobalX社のETFよりも年分配利回が高いの特徴です。
年分配利回が高いETFは以前、このブログで紹介しました。
YieldMax社のTSLYとDefiance社のQQQY、JEPYを紹介しましたが、共に年分配利回りが50%以上の物でした。
当時は日本では発売されてないから幻のETFと思いました。
ちなみに、YieldMax社はその後、年配当利回りが130%のMSTYも発売してます。もちろん、日本では売って無いです。
高い分配利回りのETFを紹介した後、SBI証券に色々リクエストを出しましたが、YieldMax社からは、まだリリースされてないですが、あまり考えたことが無いREX Shares社から3月から高配当ETFのFEPIとAIPI、CEPIが日本でも購入できるようになりました。
上記図に示すのようにFEPIはFANGとイノベーション企業、AIPIはAI関連企業、CEPIは仮想通貨関連企業に投資とコールオプションから分配金を出しています。※詳細内容は省略いたします。
AIPI:34.8% CEPI:42%の超高配当
FEPIの年分配利回は25.2%、AIPIは34.8%、CEPIは42%で、50%以上の超ウルトラ高配当ではないですが、一応、日本で購入できる銘柄の中で、JEPQなどの10%前半の高配当銘柄よりはかなり高い分配金を吐き出してくれる銘柄では間違いないです。
上記図の基準日はFEPIとAIPIが4月22日、CEPIが4月28日ですが、過去、スクショした画像で確認すると下記図のように、FEPIは25.2%、AIPIは35.5%、CEPIは42%で、AIPIが少し違うものの、同じ年分配利回りを示すことが分かります。下記図の基準日はFEPIとAIPIは2月25日、CEPIは2月24日です。
すなわち、REX Shares社のカバードコールETFは基準日の株価に対して一定のパーセントで分配金が決まるようです。
それを確かめるためにREX Shares社のホームページで開示されている分配金のデータを用いて、グラフ化して見ました。
下記図は、それぞれETFの分配金の時間履歴を示しています。最近の下落により三つのETF共に分配金が下落していることが分かります。
一方、下記図は分配金を公知日の終値で割って、12をかけった年分配率を示しています。図に示すように、三つのETFがともにほぼ一定の年分配率を示していることが分かります。
公知日終値と分配金の関係を下記の図で示しますが、REX社の三つのETFと比較を行うために、有名なJEPQのデータも追加して見ました。
下記図のように、JEPQは株価が40ドルから60ドルの間で動く時に、分配金は0.3~0.6ドルの間でブロックで分布してます、FEPIとAIPI、CEPIは株価が上昇すると分配金も上昇する構造をしめしていることが分かります。
同じカバードコールETFの中でも、会社の方針は分かりませんが、JEPQとREX社のETFの間では、異なる方式で分配金を出してくれることが分かります。
以前、保有していたJEPIからの体験から考えると、JP.MorganのETFは株価が下がるとコールオプションが多く買われるから分配金が上昇すると思っています。一方、REX社のETFは株価に対してほぼ線形的に分配金が出ることが分かります。
この傾向から、景気が悪くなって、株価が下落した場合、AIPIとCEPIからの分配金も減るので、それに備える必要があるかなと思います。個人的にはJEPQの購入を考えておりますが、より良い銘柄があればそれを購入する予定です。
※Goldman SachsからもJEPIとJEPQと同じのGPIXとGPIQを出してますが、まだ日本で購入できないのでちょっと残念ですね。
MSTYもそうだし、日本で購入できない銘柄が多いのは凄く残念ですね。